PCBフットプリント
PCBフットプリントとは?
PCBフットプリント(ランドパターンとも呼ばれます)とは、基板表面における部品の物理的な表現です。部品のリードやはんだボールと嵌め合う銅パッドの大きさ、形状、位置を定め、あわせてソルダーマスクの開口、ペーストマスクのパターン、シルク印刷の輪郭、コートヤード(占有範囲)を含みます。PCB設計のすべての部品には、実際のパッケージと一致する正確なフットプリントが必要です。フットプリントと実部品の不一致は、実装不良と基板リスピンの主要な原因です。
フットプリントの作成には、部品メーカが推奨するランドパターン、パッド形状に関するIPC-7351規格、そして用いる実装工程(リフロー、フロー、手はんだ付け)への細心の注意が必要です。重要なパラメータには、パッド寸法、パッド間ピッチ、露出パッド型パッケージのサーマルパッドの大きさとビアパターン、そして自動搭載装置のために十分なクリアランスを確保するコートヤード間隔などがあります。検証済みで量産実績のあるフットプリントを揃えた部品ライブラリは、設計組織が維持する最も価値のある資産の一つです。
自動PCBレイアウトにおけるフットプリントの正確さ
あらゆる自動レイアウトツールの信頼性は、扱う部品フットプリントの正確さに完全に依存します。物理駆動型AIレイアウトエンジンは、フットプリントデータを入力の一部として取り込み、パッド形状とコートヤードの情報を使って物理的に妥当な配置と配線の判断を下します。正確なフットプリントにより、自動配置が実部品の寸法を尊重し、パッドへの配線が製造公差を満たし、生成される設計が画面上で幾何学的に完成しているだけでなく、本当に製造できるものになります。





