ピックアンドプレース
ピックアンドプレースとは?
ピックアンドプレースとは、高速のロボット装置がリール、トレイ、チューブから表面実装部品を拾い上げ、PCB上の指定された位置へ置く自動実装工程です。現代のマウンタは、25~50マイクロメートルの搭載精度で毎時何万個もの部品を搭載でき、01005(0.4mm×0.2mm)のような微小部品から、コネクタやシールドケースのような大型部品までを扱います。真空ノズルで部品を拾い、画像認識で向きと位置を確かめ、精密な駆動系で各部品を目標のパッド上に置きます。
ピックアンドプレースの能力は、PCBレイアウトの判断に直接影響します。ノズルのクリアランス要件が部品間の最小間隔を決め、部品の向きは装置のサイクル時間に影響します(向きを揃えればノズル交換が減るため)。装置のフィーダ容量は一回の段取りで搭載できる部品種類数を限り、BOMの最適化にも影響します。部品は実装装置に適合する標準的な包装形態(テープリール、チューブ、トレイ)で入手できなければならず、非標準な包装は手作業の搭載を必要として実装コストを大きく押し上げ、生産能力を下げます。
実装装置を踏まえたレイアウト
ピックアンドプレース装置の制約を考慮していないPCBレイアウトは、実装の遅延、コストの増加、品質の問題を招きます。ノズルのクリアランス要件、部品の向きの好ましさ、確実な搭載のための部品間の最小間隔など、実装装置のパラメータを取り込むAIレイアウトツールは、レイアウト生成の過程で部品位置を最適化できます。この実装を踏まえたアプローチにより、電気性能だけを見て最適化された設計を実装技術者がレビューする際にしばしば必要になる手作業の調整なしに、自動装置で効率よく流せる設計が得られます。





