エッジめっき

エッジめっきとは?

エッジめっき(端面メタライズ、めっき端面とも呼ばれます)とは、回路基板の一つ以上の端面に銅層を析出させる基板製造工程です。めっきされた端面は導電性の面となり、ビアを介さずに端面を通じて基板の表裏の銅層(場合によっては内層も)を接続します。エッジめっきは、電磁シールド、基板外周を囲む連続したグラウンド接続の確保、そしてPCBを表面実装部品として親基板にはんだ付けできるキャステレーション端面の形成に使われます。

エッジめっきの製造工程では、基板外形をルーター加工し、露出した端面に銅をめっきし、その上に適切な表面処理を施します。端面に露出した積層材料に十分な密着性を得る必要があり、基板内部の滑らかな銅面へのめっきより難しいため、エッジめっきは製造の複雑さとコストを増やします。エッジめっきの仕様では、端面の最小銅厚、めっきする範囲、内層との接続パターンを定めなければなりません。

エッジめっきによるシールドと接地

エッジめっきは、厳しいEMC要件をもつ設計で使われることが増えています。連続した導電性の外周は、基板端に離散的に並べたグラウンドビアよりも優れた電磁シールドを提供するからです。EMCを意識した設計戦略を取り込むAIレイアウトツールは、その設計のシールド要件に対してエッジめっきとビアによる外周接地のどちらが適するかを評価し、めっき端面での接地を効かせるために必要な銅の接続を基板端まで確保できます。この統合的なシールド戦略により、エッジめっきに伴う追加の製造コストを抑えながらEMC目標を満たす設計が得られます。

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