シリーズ全体を読む
この記事は、Quilterの物理法則に基づくレイアウト自動化を使い、NXP i.MX 8M Mini搭載コンピューターを再現した過程を詳しく紹介するシリーズの一部です。
私たちがずっと気になっていることがあります。なぜこれほど多くのハードウェアスタートアップが、PCBレイアウトを待つだけで数週間から数か月も失ってしまうのでしょうか。これは一人で何もかもこなす設計者だけの話ではありません。最も資金力のあるハードウェアスタートアップでさえ、足止めを食っているのです。
それが何を意味するか考えてみてください。動作する回路図があり、確かな勢いもある。それなのに、テストも、反復も、出荷もできない。待つ一週間一週間が、実際のハードウェアから学べていない一週間です。見つけられていないバグ、話せていない顧客、検証できていない前提がそこにあるのです。
Quilterスタートアッププログラムのご紹介
本日、素早く動く必要のある資金調達済みのハードウェアスタートアップのために特別に設計したスタートアッププログラムを開始します。
私たちはしばらく前からハードウェアチームと一緒に取り組んできましたが、何度も同じ声を耳にします。従来のEDAツールは、現代のスタートアップの働き方に合わせて作られていない、という声です。それらは、専任のレイアウトチームと四半期ごとのリリースサイクルを持つ大企業のために作られたものです。毎週出荷するチームのためではありません。
実際のところ、ハードウェア開発は変わりました。基板は安くなり、テストは速くなりました。勝てる戦略は「最初から完璧に仕上げること」ではありません。勝利は、出荷し、テストし、学び、また出荷することから生まれます。レイアウトが毎回のサイクルで何週間も食いつぶせば、その戦略は成り立ちません。
提供内容
シンプルです。回路図を素早く基板にするために必要なものをすべてご用意します。
- Quilterの商用フルライセンス
- 利用上限や制限なし
- 既存の回路図ツールをそのまま使用可能
- 必要なだけ基板を出荷可能
- 共同マーケティングの機会(任意)
機能を削った「スターターエディション」ではありません。最大手のお客様が使っているのと同じ自律型レイアウト機能を備えた、フルプラットフォームをご利用いただけます。
このプログラムを作った理由
私たちは、あまりにも多くの優れたハードウェアチームがレイアウトのボトルネックによって勢いを失うのを見てきました。毎週出荷できるはずのチームが、何か月も待たされています。顧客と一緒にテストしているべきエンジニアが、代わりに会議で スケジュールの見積もりを議論しています。
プロダクト・マーケット・フィットは計画だけでは生まれません。ハードウェアを実際に人の手に渡し、何が壊れるかを確かめ、顧客と話し、また繰り返すことから生まれるのです。速い反復サイクルは、完璧な計画に必ず勝ちます。
従来のツールでは、専任のPCB設計者がいない限り、これはほぼ不可能です。私たちは、そうした設計者がいなくても済むようにQuilterを開発しました。既存のエンジニアが、何年もの専門的な訓練なしに回路図からレイアウトまで進められます。他人のキューで順番を待つ必要もありません。より速いサイクル、より多くの学び、そして勢いを維持するための本物のチャンスが手に入ります。
始め方
手続きはシンプルにしています。エンタープライズ向けの営業プロセスも、長いデモも、「ニーズについて話し合うフォローアップの日程を決めましょう」もありません。
ハードウェアを開発している資金調達済みのスタートアップであれば、こちらからお申し込みいただけます。申請内容を確認し、要件を満たしていれば、ただちに商用契約条件をお送りします。
次の基板は、本当に金曜日までに仕上がるかもしれません。それを実現しましょう。
ご質問がありますか? いつでもお気軽にご連絡ください。 私たちは、チームがより速く出荷できるようサポートします。























