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1月のニュースレター:2024年総集編

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January 12, 2025

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この記事は、Quilterの物理法則に基づくレイアウト自動化を使い、NXP i.MX 8M Mini搭載コンピューターを再現した過程を詳しく紹介するシリーズの一部です。 

2022年から2025年にかけて、ピン当たりの配線時間が減少し、配線可能なピン数と対応する物理的考慮事項が増加する様子を示すグラフ。

2024年:素晴らしい1年でした!

2024年はQuilterにとって素晴らしい1年でした!昨年2月にBenchmarkからのシリーズAでの$10Mの資金調達を発表し、オープンベータを開始したQuilterは、2025年を迎え、次のように進化しています。

  • さらに高速に。オープンベータ開始当初と比べ、ピン当たりの配線時間を70分の1に短縮しました。
  • さらに高い処理能力。ピン数が5,000近い基板の配線を100%完了することに成功しました。最大ピン数は5倍に増加しており、 開始当初の最高記録を大きく上回っています。
  • さらに賢く。配置と配線の際に、6種類の新たな物理的要件を考慮できるようになりました。また、設計の検証には、当社のPhysics Rule Checks(PRCs、物理ルールチェック)の枠組みを使用できます。

2024年は、Quilterにとってこれまでで最もエキサイティングな年となる2025年への土台を築いた1年でした!準備を進めてきたことを、早く皆様にお伝えしたいと思っています。

Quilterの更新・改善情報

製造済みの設計、性能レポート、個別のROI分析を示す評価プログラムの紹介図。

1/ 手厚いサポート付きの新しい評価プログラム

チームの業務を妨げずに、既存の設計を使ってQuilterの能力を評価したいエンジニアリング部門のリーダー向けに、手厚いサポート付きの評価プログラムを新たに開始しました。名称はPCB Design Pioneers Programです。

技術デモとQ&Aの後、Quilterの評価には皆様のチームの既存のPCB設計を使用し、基板性能の評価レポートとROI分析をお届けします。新しいツールの導入も、通常業務を中断する必要もありません。

こちらからお申し込みください

詳細表示、名前変更、削除のジョブメニューを開いたQuilterの「Layout Jobs」画面。

2/ レイアウトジョブの名前変更、削除、キャンセル

Quilterのホームページと候補のレビューページのデザインを刷新し、多くのご要望をいただいていた、使い勝手を高める便利な機能をいくつか追加しました。

  • 検索と並べ替えを、レイアウトジョブの名前や送信状況に基づいて行えます。
  • 名前変更や削除を、下書きと完了済みのジョブに対して行えます。
  • キャンセルを、送信済みのジョブに対して行えます。

これらの機能は、新規ジョブにも既存ジョブにも、すべてのユーザーが今日から利用できます。

新しい画面を見る

差動ペアの検証結果とバイパスコンデンサの項目を表示するPhysics Rule Checksパネル。

3/ Physics Rule Checks(PRCs)

現在のCADツールでは、DRC(設計ルールチェック)を使って、PCBレイアウトが完了しているか(「すべて配線されているか?」)、製造可能か(「製作できるか?」)を確認します。しかし、設計が完了し、製造可能であるからといって、必ずしも機能するとは限りません。

そこで、私たちはPhysics Rule Checks(PRCs)を開発しました。

Physics Rule Checksは、回路図に定義された物理制約ごとにQuilterが作成する、完全に自動化された「単体テスト」です。レイアウトの生成後、Quilterは対象に応じた一連のPRCsを実行し、各候補の設計品質を定量化します。その結果を、レビュー用のレポートにまとめます。

2025年はPRCsの対象範囲の拡大と高度化の両方に大きく投資し、設定不要でシミュレーション品質のレイアウト解析をQuilterの設計ワークフローに直接組み込みます。ぜひご期待ください!

PRCsの詳細を見る

部品を強調表示した基板図と、検出、配置、配線、検証の各ステップ。

4/ バイパスコンデンサと水晶発振器

従来のPCB設計で特に日常的かつ煩雑な作業の一部を簡単にするため、バイパスコンデンサと水晶発振器の自動検出・配置機能を追加しました。

2025年もQuilterが考慮できる物理的要件の種類を増やし、効果的なレイアウトの生成に必要なすべての物理制約を、格段にシンプルに、素早く、容易に伝えられるようにしていく予定です。

今後の予定

2025年に向けて、さまざまな新しい変更を準備しています。次にお届けする予定の機能をご紹介します。

  • 反復時の制約の再利用。更新した入力ファイルに既存の制約を適用できるようにし、Quilterでの反復をより簡単にします。
  • 配置領域。配置領域を指定する機能を追加し、上級ユーザーがQuilterの自動部品配置をより細かく制御できるようにします。
  • スイッチングコンバータへの対応。スイッチングコンバータ向けの物理制約とPRCsを追加し、電流ループの最小化を最適化するとともに、スイッチング電源の分離性を高めます。
  • 配置・配線モジュールの再設計により、コンパイラの速度、処理能力、設計の高度さを、再び飛躍的に向上させます。

素晴らしい1年になりそうです!

Quilterを実際に試す

Project Speedrunは、自律的なレイアウトの実際の姿と、Quilterが実現する時間短縮を示しました。次は、ご自身のハードウェアでお確かめください。

利用を始める

設計の検証

仕上げが完了したら、最後に確認するのはハードウェアが動作するかどうかです。電源投入時には電気的な不具合の多くが現れます。エンジニアにとって、緊張と期待が入り交じる瞬間です。

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設計の仕上げ

自律的なレイアウトにより、DRCを実施済みの完成した設計が得られます。仕上げは、製造に向けて最終調整するための短い精密な作業です。

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設計のコンパイル

設計の準備ができたら、次はQuilterに引き渡します。従来のワークフローでは、この段階でエンジニアとレイアウト担当者が設計意図を確認します。Quilterはこの打ち合わせを回路理解のプロセスに置き換えます。プロジェクトをアップロードし、制約条件がどう解釈されたかを確認して、ジョブを実行します。

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