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Project Speedrun 設計データをダウンロード

Project Speedrun では、Quilter の物理法則に基づくAIが i.MX 8M Mini ベースの Linux コンピュータを設計しました。2枚の基板、843点の部品、5,141ピン、8層。初回で起動に成功しています。


プロの基板設計者は、手作業のレイアウトに428時間と見積もりました。Quilter では、エンジニアの作業は最初から最後まで約38.5時間。残りは自動化されています。


2枚の基板それぞれについて複数ステージのファイルを公開することで、作業内容を独立に検証し、自社の基準と比較できるようにしました。

2枚の基板(SOM とベースボード)それぞれについて、以下を収録しています:

  1. Quilter Input:Quilter に提供した入力(出発点)
  2. Quilter Output:人のクリーンアップ前の、Quilter の物理法則に基づくエンジンが出力した生のレイアウト
  3. 最終(クリーンアップ済み)製造データ:実際にメーカーへ送った版

これらのファイルを使って:

  • 現実的で複雑な設計における、Quilter の配置配線アプローチを評価する。
  • 自社チームのレイアウト手法や設計ルールと比較(ベンチマーク)する。
  • レイアウトに関わらない関係者に、「AI設計ハードウェア」が実際にどう見えるかを示す。
  • 自律型プリント基板レイアウトツールの社内評価に活用する。